3キャリア(+Willcom)位置情報取得方法まとめ(ドコモ編)

NTT Docomo には オープンiエリア検索 と GPS検索の2種類がある。


■オープンiエリア検索

これはドコモのCGIにリンク先を設定するタイプ。

リンク元の記述方法

例:http://XXX/XXX.php に位置情報を送信する場合

<a href="
http://w1m.docomo.ne.jp/cp/iarea?ecode=OPENAREACODE&msn=OPENAREAKEY&nl=http://XXX/XXX.php&arg1=aaa%3dhogehoge&arg2=&posinfo=2">ここをクリック</a>

リンク先URL
http://w1m.docomo.ne.jp/cp/iarea?


パラメータ:ecode(必須)
OPENAREACODE(固定)


パラメータ:msn(必須)
OPENAREAKEY(固定)


パラメータ:nl(必須)
位置情報を送信するURL(絶対URL)


パラメータ:posinfo(任意)
1の場合は「緯度経度」と「エリアコード」を送信する。
2の場合は「緯度経度」のみ送信。


パラメータ:arg1(任意)
パラメータ:arg2(任意)
送信先に渡したい引数を指定することができる。
[ aaa=hogehoge ]を送りたい場合はURLエンコードして[ arg1=aaa%3dhogehoge ]という形にする。

受け取り方法

メソッド:POST

例:

?ACTN=OK&LAT=%2B34.18.18.164&LON=%2B134.4.44.955&GEO=wgs84&XACC=1&POSINFO=2

全てキーが大文字なので注意が必要。

ACTN
OKと入る


LAT
緯度座標DMSタイプ ±DD.MM.SS.SSS


LON
経度座標DMSタイプ ±DD.MM.SS.SSS


GEO
測地系 wgs84 もしくは WGS84


XACC
測位レベル1〜3の値。水平誤差が [3]50m以内。[2]50m〜300m。[1]300m以上

AREACODE
基地局エリアコード 5桁数値

POSINFO
送信したposinfoの値と同値


arg1やarg2で指定した引数
上記の例のように[ arg1=aaa%3dhogehoge ]という形で指定した場合は[ aaa=hogehoge ]が返る

注意点
UserAgentはわたるがUTN(固体識別番号)は返らない。


詳細情報
http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/gps/




■GPS検索


aタグやformタグに対して lcs という属性を付与することによって可能になる。

リンク元の記述方法

例:http://XXX/XXX.php に位置情報を送信する場合

<a href="http://XXX/XXX.php" lcs>ここをクリック</a>

受け取り方法

メソッド:GET

例:

?lat=%2B35.00.35.600&lon=%2B135.41.35.600&geo=wgs84&x-acc=3

全てキーが大文字なので注意が必要。

lat
緯度座標DMSタイプ ±DD.MM.SS.SSS


lon
経度座標DMSタイプ ±DD.MM.SS.SSS


geo
測地系 wgs84 もしくは WGS84


x-acc
測位レベル1〜3の値。水平誤差が [3]50m以内。[2]50m〜300m。[1]300m以上

alt
高度 +10 など

詳細情報
http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/gps/