AdobeのSpryフレームワークを使ってみた。

いまさらという人もいるかもしれないけど・・・ Adobe謹製のAJAXフレームワーク最新版 Spry 1.6.1 (http://labs.adobe.com/technologies/spry/) を使ってみた。
正直なところ凄くいい!!
特にXMLを呼んでリストを作るだけの目的なら最高にお手軽!


たとえばXMLファイルから最新のニュースなどを一覧表示したい場合

こんなXMLファイルを用意して

<root>
  <child value="A" link="a.html" />
  <child value="B" link="b.html" />
  <child value="C" link="c.html" />
</root>

SpryのJSファイルをロードして

<script type="text/javascript" src="xpath.js"></script>
<script type="text/javascript" src="SpryData.js"></script>

Script内に1行追加

var nodes = new Spry.Data.XMLDataSet( "test.xml" ,"/root/child");

Body内でデータセット nodes を参照するおまじないを追加

<ul spry:region="nodes">
<li spry:repeat="nodes"><a href="{@link}">{@value}</a></li>
</ul>

JavaScriptXMLファイルを扱ったことがある人なら分かってもらえると思うけど、ぶったまげるほど簡単。
なぜこんなことができるかというと Spryエンジンが全ノードを探索し spry 属性を持ったタグ以下をテンプレートとして解析してくれるからなんだけど、
Smartyテンプレを書いているような錯覚さえ覚える。


■参考資料

http://labs.adobe.com/technologies/spry/demos/
逆引きAdobe Spryリファレンス