Ubuntu9.04 を VirtualPC beta on Windows 7 で動かす。

それなりに自然に使えるということがわかりました。
それはVirtualPCが良いのではなく Ubuntu 9.04 が驚くほど高速であることが主たる理由だと思われます。

うわさでは聞いていたけど、本当に 9.04 は素晴らしい!UbuntuをメインにしてWindowsをVirtualにしようかと真剣に考えてしまった。

一応自分用のメモ。

マウスホイールを使えるようにする。
下記のリンクの手順で解決。
http://a3works.exblog.jp/5146878/

解像度がSVGA以上に上がらない・・・。X.orgの設定を変更してみよう・・・。

つづく

時刻をフォーマットする関数

VBScriptの日付時刻機能は極めて貧弱。なにかと多用する部分なので、作っておいて損はないだろうと考えて作ってみました。
日付部分は現状未対応です。
日付部分のフォーマットはこんな関数がありました。
http://billyboy.blog81.fc2.com/blog-entry-173.html

'----------------------------------------------------------------
'【関数】【汎用】時刻フォーマット関数
' %A - AM or PM
' %a - am or pm
' %H - Hour with leading zeroes 12 hour (01 to 12)
' %h - Hour with leading zeroes 24 hour (01 to 24)
' %G - Hour without leading zeroes 12 hour (1 to 12)
' %g - Hour without leading zeroes 24 hour (1 to 24)
' %i - Minute with leading zeroes (01 to 60)
' %I - Minute without leading zeroes (1 to 60)
' %s - Second with leading zeroes (01 to 60)
' %S - Second without leading zeroes (1 to 60)

Function FormatTime( ftD , fmt )
	If Hour(ftD) > 12 Then
		fth12 = Hour(ftD)-12 : ampm = "pm"
	Else
		fth12 = Hour(ftD) : ampm = "am"
	End If
	fmt = Replace(fmt,"%A",UCase(ampm) )
	fmt = Replace(fmt,"%a",ampm )
	fmt = Replace(fmt,"%H",Right("0" & fth12, 2) )
	fmt = Replace(fmt,"%h",Right("0" & Hour(ftD), 2) )
	fmt = Replace(fmt,"%G",fth12 )
	fmt = Replace(fmt,"%g",Hour(ftD) )
	fmt = Replace(fmt,"%i",Right("0" & Minute(ftD), 2) )
	fmt = Replace(fmt,"%I",Minute(ftD) )
	fmt = Replace(fmt,"%s",Right("0" & Second(ftD), 2) )
	fmt = Replace(fmt,"%S",Second(ftD) )
	FormatTime = fmt
end Function

Windows 7 RC x64 テスト3日目の雑感


ベンチマークにはあまり興味が無いので感覚的なスピードテスト
端的に言うと、Windows7のインストール直後の標準状態(いろいろチューニングしていない状態)で既に Vista の Aero をオフにしたのと同じぐらいの操作感が実現されている感じ。

メモリ消費量も Vistaの2/3ぐらいに抑えられてます。これだとページフォルトも少ないし休止状態の以降も早いし、とりあえずは好印象です。

UIは革新的とは思わないけれど、これまでの使い方+アルファでよい方向に変化したのではないかな、と。

その他メモ。
・ドライバは Vista x64 のもので今のところすべて問題なし。
Windows Mobile もOK。
Google Chromeはベータ版(2.0以上)必須。
Flash PlayerのActiveX版はOKですが、プラグイン版は動作が不安定。
Windowsメールが無い・・・。Live!メールをダウンロード。
・XP Mode は VirtualPCを別途ダウンロード(こちら)して、WindowsXP仮想マシン(こちら)をダウンロードして、それぞれインストールしなきゃいけません。まるっきりそのままWinXP SP3で、ウイルス対策ソフトが無いとか更新が必要、とか二重のタスクバーからにぎやかに警告されます。VirtualPCは特殊なものではなく、他のOSも入れられます。ただIntel VT か AMD-V 必須のため、対応CPUを持っていて、かつBIOSで有効にしていることが必要です。

正直なところコアがまるっきりVistaであるにも関わらず、ここまで速度の違いが出てくると「じゃあVistaは一体何だったんだ」というお話にもなりそうです。

今のWindows7Vistaの本来のあるべき姿だったのではないでしょうか。
前作はメモリ管理とかチューニングが間に合わなかったベータ版なのではないかと・・・

Windows7RC XP Mode を試してみる

とりあえずわかったことをメモ。

標準では入っていないので、まずVirtualPCを別途ダウンロード(こちら)して、WindowsXP仮想マシン(こちら)をダウンロードして、それぞれインストールしなければいけません。

インストールが終わってXPを起動するといきなりインストール完了後の状態から立ち上がります。
画面もリサイズ可能で、レスポンスはともかくそこそこ使えます。
が、親のタスクバーの表示位置が乱れてしまうという症状も発生。スタートメニュー統合化はまだテストしていません。

まるっきりそのままWinXP SP3です。
なのでウイルス対策ソフトが無いとか更新が必要、とか二重のタスクバーからにぎやかに警告されます。
VirtualPCは特殊なものではなく、他のOSも入れられます。

困ったことにIntel VT もしくは AMD-V 必須のため、対応CPUを持っていて、かつBIOSで有効にしていることが必要です。
CPU の特殊命令を使っているので速いかな、と思ったのですが期待ほどではなかった感じ。ただVirtualと親PCと双方でタスクマネージャを起動するとCPU使用率の波形がまったく異なるので面白いと思いました。
基本的に親PCのタスクの方が優先的にCPUを占有できるように作られているみたい。

Windows Vista が失敗作ではなかった2つの理由。

ベータの段階から「軽い」「使いやすい」など絶賛されている Windows 7
批判的なコメントが過去のWindowsと比べて異常に少ないのには驚いています。

私自身、閉口気味のVistaを諦めて、本日公開のWindows7 RC版を早速ダウンロードしてたりするのですが・・・。

ダウンロードしながらふと思ったこと。これはMicrosoftの戦略では?

ようするに Vista は失敗作だったのではなく、Windows7を売るための布石だったように思えるのです。
もしXPの次世代OSとして7が出ていたら、これほど7が良く言われることはなかったのではないでしょうか?

Vistaの残した功績は少なくとも2つあります。

理由1) XP居残り組にモヤモヤした時代遅れ感を抱かせた。

VistaというイケてないOSの発表は、XPが熟成しほぼ満たされつつあったユーザーのニーズをかき回すことになりました。

最新の高性能パソコンでしかまともに動作しないVistaの存在は、XPユーザーに自分が使っているのは古いマシンなのだ、という自覚を植え付けました。
しかし、Vistaは遅い!変えても無駄だ。という話を伝え聞き、「ああやっぱり今のままがいい」という理由付けをして自分を納得させました。でも、そのモヤモヤ感は残り続けます。

理由2) Vista乗り換え組に怒りにも近い失望を抱かせた。

一方、Vistaに乗り換えたユーザーは、XPよりも新しくスタイリッシュでクールだという事だけでは優越感に浸ることができませんでした。せっかくお金を出して高性能マシンに買い換えたのに、いままで使っていたXPの方が早いようにさえ思えるからです。
このマシンスペックでXPだったらどんなにか速いだろう・・・、そう思うだけで満たされない気持ちが募ることになります。

そこで登場する Windows7!

こうした双方のニーズに応えてのWindows7登場。計ったかどうかは分かりませんが、MSにとって狙い通りの構図ではないでしょうか。これによりVista移行を躊躇していたビジネス界も遅かれ早かれ7への移行をすすめることになるでしょうし、XPを使い続けた個人ユーザーのみならず、Vistaを買って僅か1年も経っていないユーザーですら7の存在は魅力的に映ることでしょう。

実際のところWindows7Vistaと比較して早いのであって、XPと比較しても同等か、それ以下(大容量メモリとなると話は別ですが)ということです。(詳しくはITMediaの記事で
にも関わらず「速い」というイメージが植え込まれているのはXPと7の間にVistaという貴重な"遅い"OSの存在があったからに他なりません。

振り返ってみると、Windows XP の登場前に僅か1年程度しか売られなかった Windows ME という大駄作があったのを思い出します。

Microsoft の戦略に踊らされているような気がしながらWindows7をインストールする今日この頃でした・・・

日本から OpenDNS を使っても無意味。Akamaiは逆効果。

最近、
・「http://sourceforge.jp/magazine/07/02/02/0130245/2
・「Mozilla Re-Mix: 安全・高速なWebサーフィンを実現する「OpenDNS」
・「安全で高速なDNSを提供する「OpenDNS」 - GIGAZINE
といった記事がはてぶに登場したのですが、OpenDNSについて誤解する人がいると残念なので、本当のところどうなのかをMEMOしなきゃと思った次第。

間違いなく言えることとして日本でOpenDNSを使っても遅くなります

第一の理由は日本から OpenDNSは遠いということ。

日本から選べるのはシアトルとパロアルトのどちらかです。仮にOpenDNSが世界一早くレスポンスを返せるサーバだったとしても、海底ケーブルを流れて日本に応答が帰ってくるまで 100-150msec の遅延(厳密にはRTT)が発生するわけです。
新しいWEBサイトを訪れるたびに毎度はるばる100msecかけてアメリカに聞きに行くぐらいなら10msecでアクセスできる日本のDNSを使うほうが圧倒的に高速です。日本人がアクセスするようなサイトは大方日本のDNSにキャッシュされているわけですから・・・。

第二の理由はAkamaiサイトとの接続性が最悪であること。

Yahoo!IntelMicrosoftSONY任天堂も世界中に張り巡らされたAkamaiサービスを使っています*1
Akamaiは世界中に2万台ものEdgeサーバを持っているのだとか。ユーザーは地理的に直近のEdgeサーバからダウンロードできるので、世界中どこでも高速ダウンロードができるわけです。

ところがOpenDNSを使うと、ユーザーからではなくOpenDNSのサーバーから最も近い(シアトルやパロアルトあたりの)Edgeサーバがチョイスされる模様です。
そうなると Windows Update を含む大容量のAkamaiコンテンツが、はるばる米国西海岸から送られてくる(つまり激遅!)・・・という事態に直面します。

一応実証実験。

論より証拠と思ったのでテストしてみました。


例えば 国内ODNDNS(143.90.130.165) に download.windowsupdate.com を名前解決させてみたのが下の結果です。
12msecの超スピード解決な上に、2個AkamaiのEdgeサーバーが出てきた。どれも国内のIPアドレス

発行コマンド 「dig @143.90.130.165 download.windowsupdate.com」
                                                                                                                                              • -
;; ANSWER SECTION: download.windowsupdate.com. 278 IN CNAME download.windowsupdate.nsatc.net. download.windowsupdate.nsatc.net. 365 IN CNAME main.dl.wu.akadns.net. main.dl.wu.akadns.net. 89 IN CNAME intl.dl.wu.akadns.net. intl.dl.wu.akadns.net. 89 IN CNAME dl.wu.ms.geo.akadns.net. dl.wu.ms.geo.akadns.net. 3389 IN CNAME a26.ms.akamai.net. a26.ms.akamai.net. 19 IN A 60.254.140.162 a26.ms.akamai.net. 19 IN A 60.254.140.178 ;; ADDITIONAL SECTION: n0ms.akamai.net. 27 IN A 211.131.226.34 n1ms.akamai.net. 727 IN A 61.113.95.14 n2ms.akamai.net. 3339 IN A 60.254.185.38 n3ms.akamai.net. 1119 IN A 60.254.185.39 n4ms.akamai.net. 630 IN A 61.113.95.28 n5ms.akamai.net. 3251 IN A 211.131.226.28 n6ms.akamai.net. 27 IN A 211.131.226.34 ;; Query time: 12 msec ;; SERVER: 143.90.130.165#53(143.90.130.165) ;; WHEN: Wed Apr 29 21:10:40 2009 ;; MSG SIZE rcvd: 511

国内ODNDNSが教えてくれた download.windowsupdate.com に ping を飛ばしてみたら平均3msec!恐ろしく近い!

発行コマンド  ping 60.254.140.162
                                                                                                                                              • -
PING 60.254.140.162 (60.254.140.162) 56(84) bytes of data. 64 bytes from 60.254.140.162: icmp_seq=0 ttl=56 time=3.02 ms 64 bytes from 60.254.140.162: icmp_seq=1 ttl=56 time=3.04 ms 64 bytes from 60.254.140.162: icmp_seq=2 ttl=56 time=2.82 ms 64 bytes from 60.254.140.162: icmp_seq=3 ttl=56 time=3.08 ms 64 bytes from 60.254.140.162: icmp_seq=4 ttl=56 time=2.85 ms 5 packets transmitted, 5 received, 0% packet loss, time 4042ms rtt min/avg/max/mdev = 2.826/2.966/3.083/0.116 ms, pipe 2


比べるために OpenDNSのDNS(208.67.222.222) に download.windowsupdate.com を名前解決させてみたのが下の結果です。
遠いところはるばるご苦労様な感じでパケットが130msecもかかった上に西海岸風なIPアドレスが・・・。

発行コマンド 「dig @208.67.222.222 download.windowsupdate.com」
                                                                                                                                              • -
;; ANSWER SECTION: download.windowsupdate.com. 1583 IN CNAME download.windowsupdate.nsatc.net. download.windowsupdate.nsatc.net. 1 IN CNAME mscom-wui.vo.llnwd.net. mscom-wui.vo.llnwd.net. 7 IN A 68.142.123.186 mscom-wui.vo.llnwd.net. 7 IN A 68.142.123.179 ;; Query time: 133 msec ;; SERVER: 208.67.222.222#53(208.67.222.222) ;; WHEN: Wed Apr 29 21:16:45 2009 ;; MSG SIZE rcvd: 155

OpenDNSが教えてくれた download.windowsupdate.com に ping を飛ばしてみました。平均143msec!これは遅い。
国内Edgeサーバの47倍時間がかかってます。

発行コマンド  ping 68.142.123.186
                                                                                                                                              • -
PING 68.142.123.186 (68.142.123.186) 56(84) bytes of data. 64 bytes from 68.142.123.186: icmp_seq=0 ttl=49 time=144 ms 64 bytes from 68.142.123.186: icmp_seq=1 ttl=49 time=142 ms 64 bytes from 68.142.123.186: icmp_seq=2 ttl=49 time=142 ms 64 bytes from 68.142.123.186: icmp_seq=3 ttl=49 time=144 ms 64 bytes from 68.142.123.186: icmp_seq=4 ttl=49 time=145 ms 5 packets transmitted, 5 received, 0% packet loss, time 4044ms rtt min/avg/max/mdev = 142.781/143.931/145.250/1.057 ms, pipe 2

結論として

ブラウジング速度を求めるなら迷わず日本のメジャーなDNS選びましょう。
何も考えずにOpenDNSは早いと勘違いすると数倍どころではなく数十倍遅くなる可能性ありです。

OpenDNSは・・・。うーん、フィルタリングとか多機能なところはいいんですけどね。(^_^.)

*1:Akamaiの詳しい情報はここがよさそうです→みんなが知らずに使ってるAkamai:Geekなぺーじ

仮想マシンの中に仮想マシンを。

VMware Server 2.0 (Workstation や Fusion Beta も可?) の上で VMware ESXi を稼動させる方法があります。かなり重たいらしいですが。

> http://www.virtualization.info/jp/2009/04/vmware-server-20vmware-esx-35i20090416.html
> virtualization.info | Tech: How to run ESX Server 3 on a VMware Workstation 6 virtual machine

こんなことをやってどうするんだろう感もありますが、まったく新しいOSの姿として存在感を強めつつあるハイパーバイザーの開発と、仮想化環境の管理システムの需要・・・などといった最近の動向を見ていると、こういう環境も必要になってくるんでしょうかねぇ。

もうこうなると仮想化の仮想化の仮想化の仮想化みたいな。わけのわからない世界に入り込んでしまいそうです。